留学でTOEICは何点上がる?期間別スコアアップの目安と勉強法
留学でTOEICスコアがどれくらい上がるかを期間別に解説。1ヶ月・3ヶ月・半年の目安と、留学中にスコアを最大化する勉強法を紹介します。
「留学したらTOEIC何点くらい上がるんだろう?」
就職や転職でTOEICスコアが求められる場面は多いですよね。留学を検討しているなら、「どのくらいスコアが上がるのか」は気になるポイント。
結論から言うと、3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC100〜200点アップが平均的な目安です。ただし、これは「毎日勉強した場合」の話。留学すれば自動的にスコアが上がるわけではありません。
この記事では、留学期間別のTOEICスコアアップの目安と、留学中にスコアを最大化する方法を解説します。
この記事でわかること
- 留学期間別のTOEICスコアアップ目安
- TOEIC対策に強い留学先の選び方
- 留学中にスコアを上げる5つの勉強法
- 帰国後のTOEIC対策
- 就活で求められるTOEICスコア
留学期間別のTOEICスコアアップ目安
以下は語学留学した場合の平均的なスコア変化です。個人差は大きいので、あくまで目安としてください。
| 留学期間 | 一般的な語学学校 | TOEIC対策コース(スパルタ) |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | +30〜80点 | +50〜150点 |
| 2ヶ月 | +50〜120点 | +100〜200点 |
| 3ヶ月 | +80〜180点 | +150〜300点 |
| 半年 | +100〜250点 | +200〜400点 |
ポイントは「一般的な語学学校」と「TOEIC対策コース」で大きな差があること。
一般的な語学学校はスピーキングやリスニング全般を伸ばすカリキュラム。TOEIC対策コースはスコアアップに直結する問題演習が中心です。
「TOEICスコアを上げること」が最優先なら、TOEIC対策コースのある学校を選びましょう。
※上記は語学学校のコース内容と一般的な学習量から算出した目安です。TOEICスコアの伸びは出発前のスコア・学習時間・環境で大きく変わるため、保証される数値ではありません。
TOEICは1ヶ月留学で何点上がる?
1ヶ月の語学留学では、一般的なコースで30〜80点、TOEIC対策コースで50〜150点が目安です。
ただし「1ヶ月でどれだけ上がるか」は、出発前のスコア帯によって大きく変わります。
| 留学前のスコア | 1ヶ月での伸びやすさ | 理由 |
|---|---|---|
| 〜400点 | 伸びやすい(+50〜150点) | 基礎の抜けが多く、埋めた分がそのまま点数になる |
| 500〜600点 | 標準的(+30〜100点) | 頻出パターンの習得で着実に伸びる |
| 700点以上 | 伸びにくい(+10〜50点) | 残る失点が細かく、1ヶ月では詰めきれない |
スコアが高い人ほど、1ヶ月では上がりにくくなります。 700点以上の方が短期で大きくスコアを動かしたい場合は、留学より国内でのTOEIC専門対策のほうが効率がよいこともあります。
逆に400点以下の方は、1ヶ月でも体感できる変化が出やすい層です。特にリスニングは英語環境に身を置く効果が出やすく、短期でも伸びを実感しやすい傾向があります。
留学後にTOEICを受けるベストタイミング
留学の成果をスコアに反映させたいなら、帰国後2〜4週間以内の受験をおすすめします。
- 帰国直後:リスニング力がピーク。ただし時差や疲労で集中力が落ちることがある
- 帰国後2〜4週間:英語感覚が残ったまま、TOEIC形式に慣らす時間も取れる ← おすすめ
- 帰国後2ヶ月以降:耳が日本語環境に戻り、リスニングの優位性が薄れていく
TOEIC公開テストは申込期限が試験日より前に設定されているため、帰国後すぐに受けたい場合は留学中に申し込みを済ませておくと確実です。最新の試験日程と申込期限は、TOEIC公式サイト(IIBC)で確認してください。
出発前のTOEICスコア別:留学後の到達目安
| 留学前のスコア | 3ヶ月後の到達目安 | 6ヶ月後の到達目安 |
|---|---|---|
| 300〜400点 | 450〜550点 | 550〜700点 |
| 400〜500点 | 550〜650点 | 650〜800点 |
| 500〜600点 | 650〜750点 | 750〜850点 |
| 600〜700点 | 700〜800点 | 800〜900点 |
| 700〜800点 | 780〜860点 | 850〜950点 |
600点→800点の壁を越えるには、3〜6ヶ月の留学が効果的です。この層は基礎力があるので、英語環境に身を置くことで一気に伸びる可能性があります。
一方、300〜400点台の方は、留学前に中学英語レベルの基礎を固めてから渡航するほうが、留学の効果が最大化されます。
TOEICスコアアップに強い留学先
1位:フィリピン(セブ島)のTOEIC対策コース
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用(3ヶ月) | 35〜60万円 |
| 授業 | マンツーマン4〜6コマ+TOEIC演習2〜4コマ/日 |
| 特徴 | 点数保証コースあり |
| 平均スコアアップ | +150〜300点(3ヶ月) |
コスパ最強。マンツーマン授業でリスニング力を鍛えつつ、TOEIC演習で得点力を磨く。多くの学校が「目標スコア未達なら授業料返金」という点数保証コースを提供しています。
2位:オーストラリア・カナダ(英語環境での総合力アップ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用(3ヶ月) | 80〜130万円 |
| 授業 | グループ10〜15名 |
| 特徴 | ネイティブ英語に囲まれた環境 |
| 平均スコアアップ | +80〜180点(3ヶ月) |
TOEICに特化した授業は少ないですが、ネイティブの英語に毎日触れることで、リスニングが自然に伸びます。生活の中で英語を使うので、Part3・4(会話・説明文問題)のスコアが上がりやすいです。
3位:マルタ(ヨーロッパ体験+英語学習)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用(3ヶ月) | 50〜90万円 |
| 授業 | グループ10〜15名 |
| 特徴 | 多国籍環境 |
| 平均スコアアップ | +50〜120点(3ヶ月) |
ヨーロッパからの留学生が多く、多国籍な英語に触れられます。TOEIC特化コースは少ないですが、総合的な英語力向上が期待できます。
TOEICスコアが伸びやすい人の5つの特徴
同じ期間留学しても、スコアの伸びには個人差があります。伸びる人には共通点があります。
特徴1:留学前からTOEIC対策を始めている
渡航前にTOEICの形式に慣れておくと、留学中に身につけた英語力がそのままスコアに反映されやすくなります。
特徴2:リスニングを意識的に鍛えている
留学はリスニング力を伸ばす最高の環境です。日常的に英語を聞くだけでなく、シャドーイングなど意識的な練習を組み合わせている人ほどスコアが伸びます。
特徴3:語彙力の強化を継続している
TOEICではビジネス英語の語彙が多く出題されます。日常会話だけでは出会わない単語を意識的に学習している人が有利です。
特徴4:定期的に模試を受けている
自分の現在地を把握するため、留学中も定期的に模試を受けている人はスコアアップが早い傾向があります。
特徴5:時間管理ができる
TOEICは時間との勝負です。普段から時間を意識して問題を解く練習をしている人は本番に強くなります。
留学中にTOEICスコアを最大化する5つの勉強法
勉強法1:TOEIC公式問題集を持参する
留学先では入手しにくいので、出発前に公式問題集を2〜3冊持っていくのがおすすめ。授業の合間や休日に解く習慣をつけましょう。
勉強法2:リスニングは「生の英語」で鍛える
現地のカフェ、スーパー、バス内の会話は最高のリスニング教材。TOEICのリスニングパートで使われる「アナウンス」「電話対応」「日常会話」は、現地生活で自然に触れられます。
勉強法3:単語は「ビジネス系」を重点的に
TOEICはビジネスシーンが中心なので、日常会話では出てこない単語も多いです。TOEIC頻出単語帳を毎日30分やるだけで、リーディングスコアが伸びます。
勉強法4:シャドーイングを毎日やる
授業で使った教材やPodcastを使って、毎日15〜20分のシャドーイングを習慣にしましょう。リスニング力とスピーキング力が同時に伸びます。
勉強法5:定期的に模試を受ける
月1回は公式問題集で模試を実施。スコアの推移を記録することで、モチベーション維持にもなります。
「先月より50点上がった」という実感は、次の1ヶ月の頑張りにつながります。
TOEICのためだけに留学すべき?独学・オンライン英会話との比較
「スコアだけが目的なら、留学は必須ではありません。 ここを正直に整理します。
| 手段 | 費用(3ヶ月) | 向いているスコア帯 | 強み |
|---|---|---|---|
| 独学(公式問題集+アプリ) | 数千円〜3万円 | 600点以上 | 圧倒的に安い。文法・単語はこれで足りる |
| オンライン英会話 | 2〜3万円 | 500点以上 | リスニング・瞬発力の維持に効く |
| 留学(フィリピン等) | 40〜70万円 | 400〜600点 | 強制的な学習環境+会話量で基礎を一気に作れる |
使い分けの結論は次の通りです。
- 600点以上ある人:TOEICはテクニックの比重が上がるため、独学のほうが費用対効果は高いです
- 400〜600点で伸び悩んでいる人:基礎の英語体力が足りない状態。強制的に英語漬けになれる留学が最も効きます
- 「スコア+実際に話せる力」の両方が欲しい人:留学一択です。TOEICの点数は話せることを証明しませんが、留学は両方を同時に鍛えられます
つまり留学の価値は「スコア」ではなく「スコアと会話力を同時に、短期間で上げられる」ことです。 スコアだけ上げて話せない状態になると、就職・転職の面接で苦労します。
帰国後にTOEICスコアをさらに伸ばす方法
留学中に伸ばした英語力は、帰国後3ヶ月以内にTOEICを受験しないと鈍ります。
帰国後のToDoリスト
- 帰国1週間以内:TOEIC受験日を申し込む
- 帰国後〜受験日:毎日1時間の問題演習+シャドーイング
- 受験後:スコアを確認し、弱点を分析
帰国後も英語力を維持するコツ
- オンライン英会話(1日25分〜)
- 英語のPodcast・ニュースを毎日聞く
- 留学で出会った友人とSNSで英語のやり取りを続ける
就活で求められるTOEICスコアの目安
留学とTOEICを活かして就活を有利に進めたい方のために、業界別の求められるスコアをまとめました。
| 業界・企業タイプ | 求められるスコア |
|---|---|
| 国内一般企業 | 600点以上 |
| 商社・メーカー(海外部門) | 730点以上 |
| 外資系企業 | 800点以上 |
| 航空・ホテル・旅行業界 | 600〜700点以上 |
| IT企業(グローバル) | 700点以上 |
多くの企業で「730点」がひとつの節目。730点以上あれば「英語ができる人材」として評価される可能性が高くなります。
▼ 留学後の就職に活かすコツ 「留学後の就職を成功させる方法」 (ブログカード: /blog/after-study-abroad-job/)
留学とTOEICに関するよくある質問
Q. 留学なしでTOEIC800点は取れますか?
取れますが、独学では相当な努力と時間が必要です。留学すれば英語環境に身を置くことで自然にリスニング力が伸び、独学の半分の期間でスコアアップが期待できます。
Q. フィリピン留学とオーストラリア留学、TOEICスコアが上がるのはどちらですか?
TOEIC対策コースのあるフィリピン留学のほうが「スコアアップ」に特化しています。オーストラリアは総合的な英語力が伸びますが、TOEIC特化の授業は少ないです。
Q. 留学中にTOEICは受験できますか?
日本国外でのTOEIC受験は一部の国で可能ですが、実施頻度が少なく、申込が面倒な場合があります。帰国直後に受験するのが最も確実です。
Q. TOEIC何点あれば留学に行けますか?
語学留学にTOEICスコアの条件はありません。初心者でも入学可能な語学学校がほとんどです。ただし、300点以上の基礎力があったほうが留学効果は高くなります。
Q. IELTS・TOEFLと留学の関係は?
大学留学や交換留学ではTOEFLやIELTSのスコアが必要です。語学留学(語学学校)ではスコアは不要です。ワーホリのビザ申請にも英語力の証明は不要です。
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