留学の奨学金で返済不要はどれ?給付型15選と高校生・語学留学向けを解説【2026年最新】
留学の返済不要(給付型)奨学金を15個厳選。トビタテ最新期の給付額、JASSO海外留学支援制度の月額、高校生向け・語学留学で使える奨学金、申請の締切スケジュールと選考の流れまで、対象者別にわかりやすく解説します。
「留学したいけど、お金が足りない…奨学金って使えるの?」
実は、留学向けの奨学金は想像以上にたくさんあります。しかも返済不要の給付型も多いんです。
文部科学省の調査によると、日本から海外への留学者数は年間約6万人。そのうち約2割が何らかの奨学金を利用しています。知らなかっただけで、使える制度はたくさんあるんですね。
この記事では、留学に使える奨学金を給付型・貸与型に分けてわかりやすく紹介します。
この記事でわかること
- 返済不要の給付型奨学金7選
- 貸与型(返済あり)の奨学金4選
- 大学独自の留学奨学金
- 奨学金の選び方と申請のコツ
- 奨学金がもらえなかった場合の代替手段
奨学金と並行して、費用を抑える留学プラン自体を相談しておくと選択肢が広がります。
28カ国の留学を総合的に扱うISS留学ライフや、国内(沖縄・ニセコ)からセブ・マルタまで低価格で対応するU-GAKUなら、予算に合わせたプランを無料で提案してもらえます。
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留学奨学金の種類を理解しよう
留学向けの奨学金は、大きく3つに分かれます。
| 種類 | 返済 | 特徴 | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 給付型 | 不要 | 返さなくてOK。審査は厳しめ | トビタテ!留学JAPAN、JASSO給付 |
| 貸与型 | 必要 | 帰国後に返済。審査は比較的通りやすい | JASSO第二種、教育ローン |
| 大学独自 | 不要が多い | 在籍大学が提供。情報が少ない | 各大学の留学支援制度 |
まず狙うべきは給付型です。返済不要なので、採れれば留学の経済的負担が大幅に軽くなります。
返済不要!給付型の留学奨学金7選
1. トビタテ!留学JAPAN(文部科学省)
日本最大規模の留学支援制度です。
| 項目 | 内容(新・日本代表プログラム 最新期) |
|---|---|
| 給付額 | 大学生等コース:月16万円/高校生等コース:月12万円 |
| 留学準備金 | アジア地域21万円・その他地域35万円(定額・1回)+授業料も支給 |
| 募集人数 | 大学生等コース 第18期250名/高校生等コース 第11期700名 |
| 対象 | 大学生・大学院生・高校生 |
| 期間 | 28日〜(コースによる) |
| 特徴 | 学業成績より「留学計画の質」を重視 |
トビタテの最大の特徴は、成績よりも「何をしに行くか」が問われること。GPA3.0以下でも採用された事例は多くあります。
高校生等コース(第11期)の応募締切は2026年1月16日でした。募集期は年度ごとに更新されるので、最新の募集要項は必ず公式サイトで確認してください。
ただし、応募書類の作成にはかなりの時間がかかります。合格者は平均3〜4週間かけて計画書を練っているといわれます。
**注意:語学の習得「だけ」を目的とした留学は対象外です。**語学研修を、探究活動・インターン・ボランティアなどと組み合わせた計画にすれば対象になります。
2. JASSO海外留学支援制度(協定派遣型)
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が運営する制度です。
| 項目 | 内容(協定派遣型・2026年度) |
|---|---|
| 給付額 | 月8〜12万円(地域による) |
| 対象 | 大学間協定に基づく交換・短期留学生 |
| 期間 | 8日以上1年以内 |
| 特徴 | 大学経由で申請。個人申請不可 |
地域別の月額は、指定都市(LA・NY・ロンドン・パリ・シンガポールなど)12万円、甲地域(米・英・仏・カナダなど)11万円、乙地域(韓国・タイ・豪・NZなど)9万円、丙地域(中国・台湾・インドなど)8万円です。
家計基準に該当すると渡航支援金16万円も支給されます。
大学の協定に基づく交換・短期留学で応募できます。個人で私費の語学留学をする場合は対象外なので注意してください。
3. 日本/世界銀行共同大学院奨学金プログラム
大学院レベルの留学に特化した奨学金です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給付額 | 学費全額+生活費+渡航費 |
| 対象 | 途上国の開発に関連する大学院留学 |
| 特徴 | 非常に手厚いが競争率も高い |
4. 業界団体・民間企業の奨学金
| 奨学金名 | 給付額 | 対象 |
|---|---|---|
| 経団連グローバル人材育成奨学金 | 年間最大200万円 | 大学生の長期留学 |
| 平和中島財団 | 月20万円+渡航費 | 大学院生 |
| ロータリー財団 | 年間約300万円 | 大学院レベル |
| IELTS奨学金 | 最大約50万円 | IELTS受験者 |
民間の奨学金は併願OKのものが多いので、複数に応募するのがおすすめです。
5. 地方自治体の留学支援制度
意外と知られていないのが、市区町村や都道府県が提供する留学奨学金です。
たとえば、東京都は「次世代リーダー育成道場」で高校生の留学を支援しています。大阪府、福岡県なども独自の制度があります。
「自分の出身地+留学奨学金」で検索してみてください。思わぬ制度が見つかることがあります。
6. 留学先国の政府奨学金
| 国 | 奨学金名 | 特徴 |
|---|---|---|
| オーストラリア | エンデバー奨学金 | 学費+生活費+渡航費 |
| イギリス | チーヴニング奨学金 | 修士課程対象 |
| カナダ | ヴァニエ奨学金 | 博士課程対象・年間約400万円 |
| アメリカ | フルブライト奨学金 | 大学院生向け・非常に名誉 |
海外政府の奨学金は競争率が高いですが、採用されればほぼ全額カバーされるのが魅力です。
7. 大学独自の留学奨学金
多くの大学が独自の留学支援制度を持っています。
- 交換留学先の授業料免除
- 留学準備金の支給(10〜30万円)
- 渡航費の補助
- 語学試験の受験料補助
まず大学の国際交流課に相談するのが第一歩。Webサイトには載っていない制度が見つかることもあります。
高校生の留学で使える返済不要の奨学金
「高校生でも返済不要の奨学金は狙えるの?」という質問はとても多いです。答えはイエス。高校生向けの給付型は、実は大学生よりも競争が緩やかなものもあります。
高校生が狙いやすい返済不要の奨学金:
| 奨学金名 | 給付額の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| トビタテ!留学JAPAN(高校生等コース) | 月12万円+準備金21〜35万円 | 全国規模・最有力。募集約700名 |
| 各都道府県・市区町村の高校生留学支援 | 30〜100万円程度 | 自治体ごとに募集。倍率が低めの穴場 |
| 民間財団の高校生向け奨学金 | 制度による | 併願できるものが多い |
自治体系の高校生向け奨学金は、「帰国後に地域で体験を報告する」ことが条件になっていることが多いですが、その分ライバルが少なく狙い目です。
「(自分の都道府県名)+高校生+留学+奨学金」で検索してみてください。
高校生の場合は、まず通っている高校の先生や進路指導室に相談するのが第一歩。学校経由でしか応募できない枠もあります。
語学留学でも使える奨学金はある?
ここは正直にお伝えします。私費の語学留学「だけ」で使える給付型(返済不要)の奨学金は、実はかなり限られます。
理由は、返済不要の大型奨学金の多くが「学位取得」や「探究・研究活動」を条件にしているためです。
- トビタテ!留学JAPAN … 語学習得だけを目的とした計画は対象外(探究・インターン等と組み合わせれば可)
- JASSO海外留学支援制度 … 大学間協定に基づく交換・短期が対象。個人の私費語学留学には使いにくい
そのうえで、語学留学でも狙える返済不要の奨学金は次のあたりです。
- 外国政府・地方自治体の奨学金 … 台湾の華語文奨学金、ドイツのDAAD夏期研修など、語学研修が対象になるものがあります
- 地方自治体の留学支援制度 … 語学留学も対象に含む自治体があります
貸与型(返済あり)まで視野を広げれば、日本政策金融公庫の教育ローンは語学留学でも利用可能です(後述)。
「語学留学だから奨学金はムリ」と諦める前に、まずは自治体の制度と外国政府奨学金をチェックしてみてください。
貸与型の留学奨学金・教育ローン
給付型に落ちてしまった場合の選択肢です。
JASSO第二種奨学金(海外)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸与額 | 月2〜12万円(選択制) |
| 利率 | 年0.5〜1%程度(在学中は無利息) |
| 返済 | 卒業後、最長20年 |
| 対象 | 学位取得を目的とした留学 |
利率が非常に低いのがメリット。語学留学は対象外で、学位取得目的の留学に限られます。
日本政策金融公庫の教育ローン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 借入額 | 最大450万円(留学は上限引き上げ) |
| 利率 | 年2%前後(固定) |
| 返済 | 最長18年 |
| 特徴 | 語学留学でも利用可能 |
語学留学でも使えるのがポイント。JASSOの貸与型が使えない場合の選択肢になります。
留学奨学金の締切はいつ?申請スケジュールと選考の流れ
奨学金でもっとも多い失敗が「気づいたら締切が過ぎていた」です。留学の奨学金は、出発の半年〜1年前が申請のピークで、思っているよりずっと早く動く必要があります。
出発時期から逆算した準備スケジュール
| 時期 | やること | 補足 |
|---|---|---|
| 出発の12ヶ月前 | 奨学金の情報収集を始める/語学試験の学習開始 | この時点で候補を5つ以上リストアップ |
| 出発の9〜10ヶ月前 | 語学スコアを取得する/留学計画書の下書き | スコアは出願要件になることが多い |
| 出発の6〜8ヶ月前 | 申請のピーク(トビタテ・JASSO等) | ここを逃すと次の募集は1年後 |
| 出発の4〜6ヶ月前 | 書類選考の結果発表/面接選考 | 面接がある奨学金は準備期間を確保 |
| 出発の3〜4ヶ月前 | 採用通知/必要書類の提出 | 併願していた場合はここで辞退連絡 |
| 出発の1〜2ヶ月前 | 送金スケジュールの確認 | 初回の入金が渡航後になる制度もある |
選考の流れと通過のポイント
給付型の奨学金は、多くが書類選考→面接選考の2段階です。
- 書類選考 — 留学計画書・成績証明書・語学スコア・推薦状などを提出します。ここで最も見られるのが留学計画書で、「なぜその国・その学校でなければならないのか」を具体的に書けているかが分かれ目です
- 面接選考 — 書類の内容を深掘りされます。計画書に書いたことは必ず自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。**「帰国後にどう活かすか」**は高確率で聞かれます
注意したいのが、募集時期が年1回しかない奨学金が多いことです。トビタテやJASSOのような大型制度を逃すと、次のチャンスは1年後になります。
逆に、地方自治体や民間財団の奨学金は年2回や通年募集のところもあるため、大型制度の締切を過ぎてしまった方はそちらを当たってください。
締切に間に合わなかった場合の選択肢
- 留学時期を数ヶ月ずらす — 次の募集に合わせて出発を遅らせるのが、金額的にはもっとも現実的です
- 通年募集の民間奨学金を探す — 金額は小さめですが、募集時期の縛りが緩い制度があります
- 大学の国際交流課に相談する — 学内限定で追加募集がかかることがあります
奨学金申請を成功させる5つのコツ
コツ1:早めに情報収集する(出発の1年前から)
奨学金の多くは出発の6〜12ヶ月前に募集が締め切られます。ギリギリでは間に合いません。
コツ2:複数に応募する
給付型は採用率30〜40%が多いので、1つに絞ると落ちたときのリスクが大きいです。最低3つは応募するのが安心。
コツ3:留学計画書に「帰国後のビジョン」を書く
審査員が見ているのは「留学で何を学ぶか」だけでなく、**「帰国後にどう活かすか」**です。具体的なキャリアプランを書くと評価が高くなります。
コツ4:語学スコアを事前に取得する
TOEFL・IELTS・TOEICのスコアは多くの奨学金で必要です。出願までに目標スコアを取得しておきましょう。
コツ5:大学の国際交流課を活用する
国際交流課のスタッフは、奨学金の最新情報に詳しいです。書類添削をしてくれることもあるので、積極的に相談しましょう。
奨学金がもらえなかった場合の代替手段
奨学金に落ちても、留学を諦める必要はありません。
代替手段1:費用が安い国を選ぶ
フィリピン留学なら1ヶ月10〜20万円。マルタ留学も比較的リーズナブルです。
▼ 詳しくはこちら 「留学費用が安い国ランキング」 (ブログカード: /blog/cheap-country/)
代替手段2:費用を抑えられる留学スタイルを選ぶ
国内留学(沖縄・ニセコ)なら渡航費がかからず、海外留学の前段階として費用を大きく抑えられます。
U-GAKUは国内・セブ・マルタを低価格で扱っているので、予算に合わせて段階的にステップアップする計画も立てやすいです。
代替手段3:ワーホリで働きながら学ぶ
ワーキングホリデービザなら現地で働けます。
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代替手段4:留学エージェントの割引を使う
エージェント経由だと学校の割引が適用されるケースが多いです。まずは無料カウンセリングで見積もりを取ってみましょう。
予算に合わせた留学プランは、まず無料カウンセリングで見積もりを取るのが近道です。
28カ国対応のISS留学ライフなら、奨学金と組み合わせた現実的な資金計画も相談できます。
留学奨学金に関するよくある質問
Q. 語学留学でも使える奨学金はありますか?
私費の語学留学「だけ」で使える給付型(返済不要)は限られます。トビタテ!留学JAPANは語学研修+αの活動を組み合わせれば対象になり、外国政府や地方自治体の奨学金には語学留学が対象のものもあります。
貸与型なら日本政策金融公庫の教育ローンが語学留学でも使えます。
Q. 高校生でも返済不要の奨学金はもらえますか?
もらえます。トビタテ!留学JAPANの高校生等コース(月12万円+準備金)が最有力で、各都道府県・市区町村の高校生留学支援制度(30〜100万円程度)も狙い目です。
自治体系は倍率が低めなので、まず学校の進路指導室に相談してみてください。
Q. 社会人でも留学奨学金に応募できますか?
社会人向けの奨学金もあります。ロータリー財団やフルブライト奨学金は年齢制限が緩めです。ただし、多くの給付型奨学金は学生対象なので選択肢は限られます。
Q. 奨学金はいつから準備を始めるべきですか?
出発の1年前には情報収集を始めましょう。多くの奨学金は出発の6〜12ヶ月前に締め切られます。語学スコアの取得も含めると、早めの準備が必須です。
Q. 奨学金の併願はできますか?
多くの奨学金は併願可能です。ただし、一部の奨学金は「他の奨学金との併給不可」という条件があるので、応募要項をよく確認してください。
Q. GPA(成績)が低くても奨学金はもらえますか?
トビタテ!留学JAPANは学業成績より留学計画の質を重視するため、GPA3.0以下でも採用実績があります。民間の奨学金も成績だけでなく活動歴を評価するものがあります。
▼ 留学費用をもっと詳しく知りたい方はこちら 「大学生の留学費用」 (ブログカード: /blog/student-cost/)
▼ お金がなくても留学する方法 「お金がない人の留学方法」 (ブログカード: /blog/no-money/)
▼ 留学費用の貯め方 「留学費用の貯め方5選」 (ブログカード: /blog/saving-money/)